2017-08-23

長野・南牧村スケッチ旅行&音楽会『悠久・旅人』 part 2 

8月20日(日)は、とうとうやって来ました、の音楽会の日。

『悠久・旅人』は、私の展覧会に合わせて皆さんで決めたタイトルで、私の絵に合わせて曲目などを構成して下さいました☆

4月から準備して、打ち合わせで横浜の会議室借りたりとか、そのためにフライヤーを作って村の施設に置かせて下さい!と頼んだりとか、演奏者の皆さんはそれぞれ練習されたりリハーサルされたり、どこかで実験的に演奏して試して下さったりとか、様々な苦労を乗り越えての本番でございました。

普段あまり緊張することのない私も、演奏するわけでもないのに緊張してお昼も喉に通らず・・・。
というか、単純に普段一日二回しか食事を取ってないので、ランチ抜きで全然okなのです。

でも、一番心配したのは正直“動員”でした。

ほとんど縁もゆかりも無く、知り合いもいない土地で、どのくらいお客さまを呼べるの?といった感じでした。

それがこれです!



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この写真の中だけでも50人は超えています。
私が実際数えたところでは、70名をも超えていました!!!
本当に有難うございます☆
各方面でのご協力、本当に感謝致します。

まずは、南牧村の教育長さんであり、会場である南牧村美術民俗資料館の館長さんでもあられる井出さまよりお言葉を頂戴しました。

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大変有り難いお言葉を頂きました。





ギャラリーコンサートは一部、二部と、3人3人で分かれて行いました。

まずは一部の方から・・・。

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左から、朗読の山口由里子さん、テルミンの大西ようこさん、打楽器の杵淵三朗さん、の3名です。

山口さんは声優さんとして著名な方で、アニメ=ワンピースではニコロビン役。 エヴァンゲリオンでは赤木リツコ役などをやってらっしゃいます。 
素晴らしいお声と、プロとしてもセリフ回しは直接拝聴して、本当に素晴らしいものでした。
わざわざ私の展覧会に合わせて来ていただけるなんてとっても光栄なことであります☆


大西さんは10年ほど前からお友達としてお付き合いさせていただいており、最も古い電子楽器とされるテルミンという、手で一切接触しないで音を出す楽器を操る日本でも屈指の演奏者さんです。

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東大の大学院まで卒業されて、真言宗の僧籍まで持ってらっしゃる、天才的な方です。


そして杵淵さんは、境界剪画と呼ばれるいわゆる切り絵作家さんでもあり、音楽もやってらっしゃる、マルチな才能を持つ表現者さんです。

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今回は、いろいろ見慣れない楽器を持って来て下さいました。
どれも素朴で個性的な音が出てましたね。


演奏曲は3曲。最初の『父は空、母は大地 ~インディアンからの手紙』では、大自然のエネルギーと人間の驕りが語られ、癒しでもあり、警告でもあるメッセージ性が強く胸に迫って来ました。 私たち人間は土地と離れては生きていけません。 土地は誰のものでもありません。 鳥は鳥の命だし、川は川のものです。 売ったり買ったりは本来出来ないのです。 人間はいつしか全ては人間のものであり、人間の支配下に置かれていると勘違いをしてきました。 例えば、牛を食べたりする場合、お金を払いますが、それは料理してくれた人間に対して支払うのであり、牛にお金を与えるわけではありません。 自然はタダで人間に奉仕させられて来ました。 でも私たちはいったん立ち止まらななければなりません。 人間の驕り、差別、そして戦争・・・。 いかに愚かな存在か、噛みしめなくてはならないのだと、改めて考えさせられました。

 3曲目には、『最低にして最高の道』 という高村光太郎の詩をブラームスの曲に載せてのパフォーマンス。
山口さんの切々とした朗読はリアリティーがあり、大西さんのテルミンも細かく強烈なパッセージの連続となり聴衆を圧倒し、杵淵さんの民俗楽器も、ここはいったい何処なんだろう?と錯覚するくらい、エキゾチックな響きを会場内にもたらせていました。


45分ほどの素晴らしい演奏時間は瞬く間に終わり、しばしの休憩タイム。

大西さんの掛け声で、皆さんなるべく外に出ていただき、、空気を入れ替えることにしました。



3時前でしたか、二部が始まりました。

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真っ赤なサリーに身を包んだ元田みどりさんは、私の姉でございます。

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ネパール民族衣装を着こんだ中山アキヒロさんは、打楽器とボーカルを担当されてました。 作曲も行う才能豊かな人です。 
キーボードを自在に操る細江聡子さんは、ウイーンにも留学経験のある実力者です。
お二人で、“ごきげんな旅人”というユニットを組んでらっしゃいます。


プログラムは、インドらしいものを中心に歌われ、演奏され、メリハリの利いた構成は本当に見事でした。
一部との対照も充分に考えられ、全体としてまとまった流れがありました。

最後、アンコールで参加型のレッサム・フィリリをお客様と一緒に楽しく歌いました🎵

姉も大勢のお客さんで乗るタイプ。
皆さんのご協力もあって、同じ空間にいる人間がみんなで祝祭的な時空間を作り上げた感がありましたね。
私もとても感動して胸にこみ上げるものがありました。

三彩会の皆さまも本当に有難うございました!


comment

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No title

南牧村美術館の今回の先生の個展 若い時からの軌跡が拝見出来
改めて感動しました。音楽会も楽しかったです。テルミンの大西さんは何回かお会いしておりますがいつも不思議に思っていました。今回は老年の度胸で触らせて?頂き有難かったです。 山口さんのインディアンからの手紙 感動で胸がいっぱいになりました。
第2部の元田みどりさん 歌も素敵でしたが聴衆を引き込むパフォーマンスがすごい・・・皆いつの間にか引き込まれ、なんだかわからず踊っていました。(笑) それに美しいし・・ インドの女優さんのようでした。(ボリウッド女優)( ^ω^)・・・   (悠久・旅人)この音楽会は先生の絵にとてもあっていて 又、絵と音楽のコラボ素晴らしいですね。
この様な展覧会に参加?させて頂き有り難うございました。 Hara




























Haraさま☆

コメント有難うございます。

私の回顧展は、Haraさんには、全てリアルタイムで見ていただいているので、代わり映えしなくて申し訳ありません。
今回、このような展示が出来て、自分自身、田所一紘、というストーリーが作れるのではないか、と気持ちを新たにすることが出来ました。
今は4章あるうちの第3章。
1章は、『学生時代から模索期』
2章は、『水時計・白い音・水鏡の抽象期』
3章は、『寺院シリーズ』
そして未来の第4章は何になるのか?
まだ命名していませんし、構想段階ではありますが、作風を極端に変えながらも、一本の線で繋げそうな自信が少しついて来ましたね。
本当に有り難いことです。

音楽会の方も盛り上げていただいて、感謝です!
あくまでギャラリーコンサートであったため、私の作品に合わせて演奏して下さいました。 嬉しいものです。
プロフィール

キヌケン

Author:キヌケン
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横須賀は衣笠という町で絵の教室を主宰しております。
私自身は、東京藝術大学絵画科油画専攻(学部・大学院)に学びました。
個展、美術の祭典・東京展(上野)、および現代絵画シリウスというグループを結成して活動してます。

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