2016-02-21

現代絵画シリウス展☆

 2月22日(月)から一週間(28日)まで、銀座のギャラリー暁で、第3回現代絵画シリウス展が開催されます。

私=田所は、今回寺院シリーズ第3弾目で、ネパールのKalmochan Mandir(カルモチャン寺院)に取材した作品を発表致します。

下の画像は、寺院の屋根上に取り付けられていた聖獣を絵にしたもの。(制作過程)

IMG005のコピー50


何の因果か分かりませんが、ネパール滞在中、作品化しようとスケッチした二ヶ寺とも、昨年の震災で倒壊の憂き目に遭いました。

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ですから、私のこれからの、この寺院の作品たちは、追悼の意味も込められることになります。

近所のインド・ネパール料理のマスターに聞いたところ、今後この二つの寺院は復旧する可能性はまず無い、とのこと。

他にも世界遺産クラスの建造物が壊れて、その復旧にお金がかかりすぎます。

ちなみに私の今回の寺院(カルモチャン寺院)は、カトマンズの中心地からパタンに向かって車を走らせた沿道に存在します。

もともとはこのような建物でした。

P9170521 50

私の勝手な推測では、昔のネパールの実力者か、寄進者がインドに旅行にいって、そこで見たタージマハールのあまりの美しさに感動し、それを模倣して作らせたデザインではないかと・・・。

本物のタージマハール。 ↓

DSCF4328 50

どことなく似ていませんか?

まあ一番違うところは、宗教の違いでしょうか。
タージマハールはイスラム教建築であり、カルモチャン寺院はヒンドゥー教寺院です。

しかし、ネパールの寺院(ヒンドゥー教的にはマンディール)では、カルモチャンのような外観の建築はほとんど見かけることは無かったので、カトマンズのレストラン経営者に聞いたら、年代的にも、その可能性(タージマハール影響説)はあながち否定できないとの返事が返って来ました。

どこかに詳細の書かれた文献があったら、教えていただきたい所です。

とりあえず、現在のカルモチャン寺院は、低所得者向けの住宅設備として機能していて、伽藍の隣に大きな長屋が軒を連ねていました。そちらの方々の命や健康状態なども心配です。

私が売れっ子アーチストなれば、今回の売り上げからまたネパールに寄付を申し出たい所ですが、まあ売れるような作品でも全くなく、ただ皆様に見ていただければ、と思う次第でございます。


〇会場 : ギャラリー暁 銀座6丁目13番6号商工総合ビル2F Tel 03-6264-1683

〇会期 : 2016年2月22日(月)~2月28日(日) 11時―19時(初日は飾りつけのため午後1時開場。最終日は午後4時まで)

〇イベント : 2月27日(土)午後3時より『作家に何でも聞いちゃおう!』トークイベントあり。

〇出品作家 : 川井雅樹 紀井學 小山佐敏 齋藤鐵心 佐藤忠弘 清水健太郎 田所一紘

プロフィール

キヌケン

Author:キヌケン
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横須賀は衣笠という町で絵の教室を主宰しております。
私自身は、東京藝術大学絵画科油画専攻(学部・大学院)に学びました。
個展、美術の祭典・東京展(上野)、および現代絵画シリウスというグループを結成して活動してます。

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