2012-07-12

YB展報告☆

皆々様、気が付けばまたまたスポンサーサイトに乗っ取られている昨今ではございますが、幸いなことに比較的涼しい日々が続き、過ごしやすいですね♪ ご健勝のことと思います。

 さて、遅ればせながら6月に開催された、歴史ある第72回YB(横須賀美術協会)公募展の報告をさせていただきます。

我が三彩会のメンバーでは、原さんと青木くんが会員でらっしゃいます。

まずはベテランさんの原さんから。。

P6120356原さんの絵

タイトルは『甦』だそうです。
浅学なものでちょっと読み方、わかりませんが、たぶん、〝命の甦ること”を表現しているのだと思います。
 原さんもだんだん激しくなって来ましたネ!!

顕微鏡で見た世界といいましょうか、細胞がウネウネしていると申しましょうか、内蔵のようだと申しましょうか・・・。
そもそもこうした抽象的な作品は、見る側の解釈の自由度が高いのがアドバンテージ。私なりに勝手に解釈させていただきますならば、昨年の放射能事故の続編が、地球最大規模で起こり、あらゆる生命体のDNAを破壊しつつも、地球上には、細菌類だけは生き延びて、再び進化論を初めからやり直す、、の図でしょうか。。
何だか画面から鬼気迫るものが感じられます。
まさに今年はいわくつきの2012年。
マヤ文明の暦はこの先も続くようですが、いつ何時、我々人類がこのように変わり果てた姿になってしまうかもしれません。
しかし、細菌しか残らなくても、生命が続けば御の字なのかもしれませんね・・・。
絶望の果てに、ほんのわずかな希望。。
そのような深いことを考えてしまいました☆

次に40代の若き会員、期待のHOPE=青木君。

P6120361青木くんの絵

向かって右のブタチャンバーがそうです。
これは、今年のうちの展覧会出品作ではありますが、いつ見てもシニカルで凄いですね、彼の絵は・・・。
案外原さんの最後の黙示録、すなわちハルマゲドンが終わったあとの何万年後には、このような知的生命体がシェーカー振っているのかもしれません★

青木くんは、5年前くらいに〝夢"というテーマで、動物園に閉じ込められる人間を描いてから、この擬人化?シリーズを始めました。
一昨年の、『最後の晩餐』を犬で固めたのには度肝を抜かれましたが、今回のもインパクトあります!
でも、手前二人?のブタちゃんが、妙に美人さんに見えてくるのは私だけでしょうか・・?
案外、超未来に生きる資格、私、ありそうですね♪^^
次の知的生命体、何になるのか、期待しております☆

そして今回、ホルベイン賞を受賞した近藤さん!
ホント、がんばりました☆^^
おめでとうございます!!!

P6120357近藤さんの絵

やっと今の地球に戻って来た気分ですが、人間の姿は見えないので、油断は出来ません。

冗談はさておき、この風紋の出た砂浜が味わい深いですね。
三浦半島でも、このような現象になるのですねぇ・・。
明るいのに影が長いし、大根干してあるから季節は冬でしょうか。
いずれにせよ、奥行きのある空間が見事に表現されていて気持ち良いです。
近藤さんらしい、鄙びた日本風景で、今回はアチコチに点在したブルーが綺麗です。
空間作りに役立っている竹竿もひん曲がっているのがあったりして面白いデスね!

会友にもなられました。
来年の73回展では、奮発して80号くらいのスケールアップでお願い致します☆


そして最後になりましたが、井上さん。
ガッシュで描いた帝釈天を出品されました。

P6120355井上さんの絵

ブルーもグリーンもしっかりグラデーションを作って根気強く描いてらっしゃいます。
実は以前描いたものに手を入れ直したのだとか・・・。
広い会場で見ると若干、小さいのが残念でしたが、存在感はありました!
いつもの写実主義も良いですが、このようなイラスト風味も出来て、とても器用な方でいらっしゃいます。
グイグイご自分の信じる道を邁進して下さいませ。。^^


ということで、いかがでございましたでしょうか?
4人の方、それぞれが思い思いの絵を描いてらして、とても素敵ですね♪
やはり個性やオリジナリティーは大事だと思います。
綺麗綺麗な絵もいいですが、少しでも自分の内面を吐露した作品の方が胸を打ちます。

やっぱりソウル(魂)ですね!

また来年もがんばって下さい☆
プロフィール

キヌケン

Author:キヌケン
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横須賀は衣笠という町で絵の教室を主宰しております。
私自身は、東京藝術大学絵画科油画専攻(学部・大学院)に学びました。
個展、美術の祭典・東京展(上野)、および現代絵画シリウスというグループを結成して活動してます。

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