2017-10-05

第43回美術の祭典・東京展

 10月7日(土)より14日(土)まで、東京都美術館にて毎年行われる東京展が開催されます。

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私は今年2つの個展があった関係で新作(のタブロー)を諦め、パソコンで作っていたCGを3点発表することになりました。
一枚=1m60cm×1mのタペストリー仕様としてみました。

寺院シリーズ10カ寺のうち、1.マハーボディー寺院 2.コナラクの太陽寺院 3.ネパールの寺院、のスピンオフのようなイメージです。

よく人から「田所さんは具象に戻ったのですね。」と言われますが、自分ではそうも思っていなくて、具象と抽象の折衷だと思っています。
そんなスタイルが今回のCG作品で、より伝わるのではないか、と思います。

田所一紘作品Konarkの女神=縮小縮小

↑は『コナラクの女神』です。


何卒ご高覧下さいませ。


あと、私が中心的に働いていているコミックアート部門は今年出品者が53名にもなります。
皆さん素晴らしい作品を出してくれました。

そちらも合わせてお楽しみ下さい☆

もちろん絵本、絵画、立体、写真、版画、もろもろオススメです!!

2017-08-23

長野・南牧村スケッチ旅行&音楽会『悠久・旅人』 part 3

素敵な音楽会も終わり、後片付けなどもして、我々三彩会会員は次なる目的地に向かいました。

車で10分くらいでしたでしょうか・・。

国立天文台 野辺山です。

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可視光線を扱う光学望遠鏡ではない、見えない波長を捉える電波望遠鏡。
直径45mもの巨大なアンテナでミリ派と呼ばれる波長を見逃しません!
(と言いますか、ミリ派と呼ばれる電波を計測しております。)
敷地内に糸電話ならぬ、アンテナ通話のような簡単な設備が屋外にあり、そのアンテナの前で小声で話すと、キチンと相対する遠くのアンテナが声を増幅して伝えてくれる、という経験が出来ます。
まさしく原理としてはそれであり、世界最大級のアンテナは宇宙からの様々なミリ波を増幅して捉えるもの。

ちなみに光も電磁波であり、その波長が短いものから順に、

X線  紫外線  可視光線  赤外線  電波  と順に「波長」が長くなります。

たとえば、私たちが普段目にする可視光線の波長は0.00038ミリメートル0.00078ミリメートルぐらい。そして電波望遠鏡が捉える「電波」は、波長が1ミリメートルより長い電磁波です。

そっか、よく“電波ちゃん”というあだ名を付けられるコがいましたが、目の見えないところで波長が悠長(長い)人、という意味だったんですね!(ホントかな?笑)

いずれにせよ、ここでブラックホールの実在を証明出来たり、星と星の間にあるガスやダストを調べて、その成分や歴史などを知ることも出来ます。 
例えば、月面にケータイが置かれてあって、その電波を計測できるか?と言いますと、月以外のどの星よりも明るく観測出来るとのことです。

敷地も広大で、小ぶりなアンテナもたくさんあり、それを移動させるための線路も560mもあり、圧巻でした。

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天文台は無料で見学できます。  夏季は18:00まで開いています。



ジャスト18:00に天文台を出て、次は夕食!

あらかじめネットで調べておいた『中村農場』という清里にあるお店にレッツゴーでした☆

このレストランは、食べログにおいて3.61もの高得点を誇る名店なのです!
(ちなみに我が横須賀において3.6以上のレストランは今現在、存在してません。。)

ここは特濃卵と全国丼グランプリ金賞のお店であり、ど田舎(失礼!)にありながら、大勢の人で賑わってました。
まあ、農場経営の傍ら、レストランもやっているのですね・・。

そこでビギナーの私が注文した逸品がコレ☆


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最もオーソドックスな『中村農場親子丼』☆ 
名前にお店の名前を冠するこだわりの品、なわけですね🎵

アツアツ濃厚卵と鶏肉のハーモニーが、めくるめく甘美な陶酔へと誘います。
卵を三つくらい使用しているのかな? よく火が通った所と、半熟な部分、そして生なパートと分かれていて、時間差で“とじている”ことが分かります。
また今度、違うメニューを是非とも試してみたいものです☆



昨日、発見したように、ペンションに立派なお風呂があるので、お腹が膨れたら、野辺山のセブンイレブンに立ち寄ってコーヒーなどを購入してから宿に戻りました。

原さんと行きの車で、「旅行中、車の中でお菓子とか回ってくるのって苦手ですよねぇ~★」とか言いながら、乱れ飛ぶお菓子やアイス弾‼!!笑  私が率先して回したりして、完全に我を失ってお祭り気分を楽しんでしまいました。



でも、一応真面目にスケッチの講評会も行い、皆さんの素敵な絵を鑑賞しあいました🎵 (滝沢牧場のスケッチですね。。)
講評場所は、ペンションの居間でワインで乾杯しながら行いました。(未成年は水とかでした。^^;)



私はこの日も12時過ぎにお風呂タイム。
一人で入るのは十分な広さで、朝の9時まで入れるので、リラックス・リラックス。。


そして最終日。

石栗さんは例によって、朝6時半に起床してお散歩してらっしゃいました。
天気は曇り。
予報によると、午前10時に雨が降り、11時にカミナリが来る、というものでした。

予定では、川上村で描くつもりでしたが、雨になりそうだったら、また滝沢牧場に行くかもしれません、と宣言しながら石栗さんの運転で少し遠路=川上村へ。 
村の名前からも分かるように、川下ではなく川上。 つまり千曲川の上流に位置するエリアなのです。

本当はその川を描いても良かったのですが、トイレとかが近くに無く、写真撮影だけで断念。

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凄いイイ感じの上流ですね! (それにしても10時に雨が降る感じはしませんでしたねぇ~☆)


ということでこの辺で最大のスーパーであるNANAS(ナナ―ズ)を起点にスケッチすることに。

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↑ 。。。 左に見える山が、赤顔山(あかずらやま)。 右の岩っぽい山が天狗山です。(ちなみに川の写真と、この写真は野木村さん撮影です。)

皆さんは、車道に面した所で描いて、カンカン日照りとトラックの砂埃と、まさしくそのトラック・目の前駐車に悩まされてましたが、私はナナ―ズの二階ラウンジから扇風機付きのベストな環境で楽ちんスケッチ🎵 椅子もたくさんあり、イーゼル代わりに使用したりして優雅な時間を過ごすことが出来ました☆^^ (ご苦労なさった皆様には誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。。)

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せっかく楽ちんだったので、F6号のスケッチブックを見開きで倍にして大きく構図を取りました。

赤顔山と、天狗山、両方描きたかったので、窓枠を入れて、面白い構図にしました。(PC画像処理でメンドクサイところはいろいろズレたりしてますが、印象はこんなものですかね・・。)


12時半までスケッチして、帰り道のそば処=善慶庵、という素朴なお店で最後の食事をとることにしました。

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ここは盛りそばの並か大盛しかありません!

でも、大人気なお店なのです☆

二人のおばさまが経営してらして、この日はヘルプにもう一人、おじさまがいらしてましたね。。
いずれにせよ、硬めで引き締まったお蕎麦は私好みであり、絶品でございました。
前菜?で、美味しいレタスや、きゅうり、そして甘いもの、、などがたくさん出てきて、実はそれだけでかなりお腹いっぱいになったりします。


お腹もかなり膨れて、最後にまた資料館に戻り、ロビーで講評を行ったのち、記念撮影。
野木村さんも入っていただいて、計10名☆

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そして至近のヤツレンというショップで、お土産タイムしました。
いろいろ売ってそうで、実は野菜と乳製品しか販売してなくて、若干失敗しましたね・・・。
ここは大変失礼しましたです。


最後に駅前のガソリンスタンド=ENEOSで満タンにして杞憂を払っていざ帰途へ・・・。

と思いきや、ワタクシ=田所の気まぐれで、道中、いつも入りたくて実現してなかった『仏画美術館』にスッと、皆さんをお連れしてしまいました。

そこは安達原 玄さん、という3年前に亡くなられた日本画家がほとんど制作した仏教絵画がたくさんたくさん展示されていました。

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こんな感じの展示です。

床にも壁にも天井にも、所せましと圧倒的な物量作戦でブツガが展示されています。
ブツガに慣れていない人はきっと眩暈を起こします。
それが仏画の狙いなのかもしれません。
もともと仏画は、修行のためのもの。
そこでお香を炊いたり、音楽やったり、時には大麻吸ったりして、あの世界を垣間見ようとしていたわけです。
タジキスタンとかのでっかい涅槃像とかも、ドーンとあって、凄い迫力でした!

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↑ は、私がちょっとアートっぽく撮ってみました🎵 なかなかカッコいいでしょ?

本来なら、勝手に撮影とかダメでしょ、と思います。問題ありましたら、通告下さいませ。。m(_ _)m

山梨の風光明媚な片田舎にこんな立派な美術館があって、大変感激しましたね☆


最後の最後に、私のお気に入りのお面をば。。

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こういうお爺ちゃんになりたいなあ、と思った次第です。(まあ、ほとんどなっているやもしれませんが。笑)



 


須玉インターで高速乗って、談合坂で休憩して、圏央道乗り換えて、海老名で東名、そして保土ヶ谷バイパス、横横、という行程でしたが、途中かなりの渋滞に巻き込まれてしまいました。

皆さんにブツガに付き合っていただいた代償がかなり高くついて、帰宅が遅れて本当にすみませんでした。
m(_ _)m

結局早くて9時。 遅い人で11時を超えてしまいました。
大反省して、今後は気を付けたいと思います!


今回のスケッチ旅行は、私の展示も見ていただいたり、音楽会を盛り上げていただいたり、細かい所に至るまで、とてもお世話になりました。
この場を借りて、あつく御礼申し上げます。

有難うございました。

そして文字通り、お疲れ様でした☆☆☆










2017-08-23

長野・南牧村スケッチ旅行&音楽会『悠久・旅人』 part 2 

8月20日(日)は、とうとうやって来ました、の音楽会の日。

『悠久・旅人』は、私の展覧会に合わせて皆さんで決めたタイトルで、私の絵に合わせて曲目などを構成して下さいました☆

4月から準備して、打ち合わせで横浜の会議室借りたりとか、そのためにフライヤーを作って村の施設に置かせて下さい!と頼んだりとか、演奏者の皆さんはそれぞれ練習されたりリハーサルされたり、どこかで実験的に演奏して試して下さったりとか、様々な苦労を乗り越えての本番でございました。

普段あまり緊張することのない私も、演奏するわけでもないのに緊張してお昼も喉に通らず・・・。
というか、単純に普段一日二回しか食事を取ってないので、ランチ抜きで全然okなのです。

でも、一番心配したのは正直“動員”でした。

ほとんど縁もゆかりも無く、知り合いもいない土地で、どのくらいお客さまを呼べるの?といった感じでした。

それがこれです!



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この写真の中だけでも50人は超えています。
私が実際数えたところでは、70名をも超えていました!!!
本当に有難うございます☆
各方面でのご協力、本当に感謝致します。

まずは、南牧村の教育長さんであり、会場である南牧村美術民俗資料館の館長さんでもあられる井出さまよりお言葉を頂戴しました。

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大変有り難いお言葉を頂きました。





ギャラリーコンサートは一部、二部と、3人3人で分かれて行いました。

まずは一部の方から・・・。

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左から、朗読の山口由里子さん、テルミンの大西ようこさん、打楽器の杵淵三朗さん、の3名です。

山口さんは声優さんとして著名な方で、アニメ=ワンピースではニコロビン役。 エヴァンゲリオンでは赤木リツコ役などをやってらっしゃいます。 
素晴らしいお声と、プロとしてもセリフ回しは直接拝聴して、本当に素晴らしいものでした。
わざわざ私の展覧会に合わせて来ていただけるなんてとっても光栄なことであります☆


大西さんは10年ほど前からお友達としてお付き合いさせていただいており、最も古い電子楽器とされるテルミンという、手で一切接触しないで音を出す楽器を操る日本でも屈指の演奏者さんです。

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東大の大学院まで卒業されて、真言宗の僧籍まで持ってらっしゃる、天才的な方です。


そして杵淵さんは、境界剪画と呼ばれるいわゆる切り絵作家さんでもあり、音楽もやってらっしゃる、マルチな才能を持つ表現者さんです。

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今回は、いろいろ見慣れない楽器を持って来て下さいました。
どれも素朴で個性的な音が出てましたね。


演奏曲は3曲。最初の『父は空、母は大地 ~インディアンからの手紙』では、大自然のエネルギーと人間の驕りが語られ、癒しでもあり、警告でもあるメッセージ性が強く胸に迫って来ました。 私たち人間は土地と離れては生きていけません。 土地は誰のものでもありません。 鳥は鳥の命だし、川は川のものです。 売ったり買ったりは本来出来ないのです。 人間はいつしか全ては人間のものであり、人間の支配下に置かれていると勘違いをしてきました。 例えば、牛を食べたりする場合、お金を払いますが、それは料理してくれた人間に対して支払うのであり、牛にお金を与えるわけではありません。 自然はタダで人間に奉仕させられて来ました。 でも私たちはいったん立ち止まらななければなりません。 人間の驕り、差別、そして戦争・・・。 いかに愚かな存在か、噛みしめなくてはならないのだと、改めて考えさせられました。

 3曲目には、『最低にして最高の道』 という高村光太郎の詩をブラームスの曲に載せてのパフォーマンス。
山口さんの切々とした朗読はリアリティーがあり、大西さんのテルミンも細かく強烈なパッセージの連続となり聴衆を圧倒し、杵淵さんの民俗楽器も、ここはいったい何処なんだろう?と錯覚するくらい、エキゾチックな響きを会場内にもたらせていました。


45分ほどの素晴らしい演奏時間は瞬く間に終わり、しばしの休憩タイム。

大西さんの掛け声で、皆さんなるべく外に出ていただき、、空気を入れ替えることにしました。



3時前でしたか、二部が始まりました。

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真っ赤なサリーに身を包んだ元田みどりさんは、私の姉でございます。

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ネパール民族衣装を着こんだ中山アキヒロさんは、打楽器とボーカルを担当されてました。 作曲も行う才能豊かな人です。 
キーボードを自在に操る細江聡子さんは、ウイーンにも留学経験のある実力者です。
お二人で、“ごきげんな旅人”というユニットを組んでらっしゃいます。


プログラムは、インドらしいものを中心に歌われ、演奏され、メリハリの利いた構成は本当に見事でした。
一部との対照も充分に考えられ、全体としてまとまった流れがありました。

最後、アンコールで参加型のレッサム・フィリリをお客様と一緒に楽しく歌いました🎵

姉も大勢のお客さんで乗るタイプ。
皆さんのご協力もあって、同じ空間にいる人間がみんなで祝祭的な時空間を作り上げた感がありましたね。
私もとても感動して胸にこみ上げるものがありました。

三彩会の皆さまも本当に有難うございました!


2017-08-23

長野・南牧村スケッチ旅行&音楽会『悠久・旅人』 part1

 8月19日、20日、21日と、教室の皆さんと長野は南牧村にスケッチの旅に行って来ました。

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↑の車で行って参りました。(日産レンタカー10人乗りです。)

初日は、朝8時半に横須賀中央に集合して、今回は石栗さんの運転で行きました。
高速道路が意外に渋滞していて、当初の予定より30分くらい遅れて、ジャスト1時にランチの場所=そば処あららぎ、に到着。
そこでもお客さんがいっぱいで、席に座ってから50分も経ってやっとお蕎麦が出そろって、うーむ、となりました。

私は内心けっこう焦っておりました・・・。

2時過ぎてから、やっとスケッチポイントに皆さんをお連れしました。
一応晴れてはいましたが、八ヶ岳は見えません。
まあ想定内ではありました。
代わりに向かいの山である、その名も『男山』を皆さんで描きました。

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↑ 象徴的な三角形も印象的な男山は、山襞の稜線も三角形の相似形が連なり、大変美しい形をしております。


5時半頃スケッチを終えて、いったん宿=サント・ヴィラージュに向かいました。
サントは、セイント。
ビラージュは、ビレッジ、、だと思います。
と石栗さんに申し上げたら、「そうか、清里ってことか☆」とおっしゃり、私はそこまで結びつけて考えてなかったので、石栗さんの頭の回転の良さに少々驚きました!


まずは、ペンションにチェックイン。

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こんな感じのオシャレな宿でした。


夕食はレストラン141という焼肉屋さんで。

私はビーフシチュー定食を食べました🎵

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スケッチも一枚完成させてホッとしましたね。
お料理もだいぶ出そろって、皆さんで記念撮影パチリ☆

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何故か石栗さんのご注文はいつも一番遅く来る傾向にあるのですが、まずまず皆さんの所にはお目当てのお料理が来て、お顔の表情もまろやかです。。
そして定食の野菜の量に圧倒されました!
私のビーフシチューには、それほどでもなかったのですが、他の方の定食には野菜がわんさか盛ってあって、嬉しい悲鳴でございました。
さすが高原野菜の南牧村デス☆


宿に戻ってスケッチの講評をしたあと、お風呂タイム。
ペンションなので心配していたのですが、少し大きめのお風呂が部屋とは別に二つあってラッキー☆
温泉に出掛けようと計画していましたが、ペンション内で済ますことが出来ました。


私は男性二人部屋で石栗さんとご一緒させていただきました。 石栗さんは今年からの生徒さんですが、いろいろな経験をされてきた方で、連日夜12時までお話を伺いましたが、勉強になることばかり! 私にとって大変有意義な時間を過ごすことがで出来ました!!
結局夜中1時ころ就寝しました。(女性陣は、それぞれの過ごし方をされたようです。 特に若い子たちはスケッチの色付けとか、がんばってやっていたようです。。)


そして翌日は、午前中スケッチ。

今度は滝沢牧場へと向かいました。

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メインの事務所は綺麗な色・形をしたログハウス調な建物。
山田さんはがっぷりこの建物に取り組んでらっしゃいました。

私も後ろで描きました。

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↑ 写真と比較すればよく分かりますが、手前の椅子などは大胆に省略しました。
建物の奥行もけっこう圧縮し、それはそれでどうかな?と思いますが、あくまで自分の印象で捉えました。




2017-07-15

田所一紘展 ―人間存在―

 7月1日から南牧村美術民族資料館(長野県)において、三か月間のロングランで私の個展が開催されています。

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こちらは、資料館のHPです。 → http://www.ytg.janis.or.jp/~bijyutsu/  (企画展、というボタンを押して下さい☆ スタッフの方が書いて下さった記事があります。)


展示内容は、私の20代、30代、40代、そして50代を俯瞰して紹介するような、いわばダイジェスト版となっています。

抽象から具象まで、作風は一貫しませんが、追求するものはやはりどこかで非常に共通していると思われます。

キーワードは『心の形』。

あくまで人間をテーマに描いて来ましたし、常に人間精神の内面を探ってきたつもりです。


20代

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↑は、小品ですが、100号、50号なども展示しました。

30代

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右側の『水鏡シリーズ』はわりと最近の作品ですが、同傾向として同じ部屋に飾りました。 30代は私にとって模索期でしたが、今にして思えば、60代へのヒントになる部分があるように感じられます。 クオリティーには自信がありませんし、若気の至り的な印象がどうしても強いのですが、この時やろうとしていたことは大切にしたいな、と考えています。

40代

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『白い音』シリーズと『水時計』シリーズです。

50代

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会場入り口の部屋と、その奥の部屋に最近作=『寺院シリーズ』=50代を持って来ました。



作品数は全部で52点ほどです。

『寺院シリーズ』は組作品にて縦3~4mもあるので、今回天井高の都合で、分割展示になってしまいましたが、それはそれで違った風情があって私としては面白いと感じております。


ディテール写真を何枚かアップします。

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『寺院シリーズ』10カ寺が終わったら、私の最終章へ向けて制作に励みたいと思ってます。
あと、6.5カ寺もあるので、寿命との闘いかもしれません。

この時期、改めて自作と対話させていただいたことは自分の今後に、ものすごく生きると思います。

プロデュースして下さった青柳様、主催して下さった南牧村教育委員会さま、飾りつけを手伝って下さった齋藤様、印刷関係をデザインして下さった片桐様、他、関係者の方々に深く御礼申し上げます。


見に来て下さる方々に、一点でも心に残るものがあれば幸いでございます。

プロフィール

キヌケン

Author:キヌケン
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横須賀は衣笠という町で絵の教室を主宰しております。
私自身は、東京藝術大学絵画科油画専攻(学部・大学院)に学びました。
個展、美術の祭典・東京展(上野)、および現代絵画シリウスというグループを結成して活動してます。

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