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2020-01-17

静物デッサン

 昨日=1月16日。
受験生のためにデッサンのデモンストレーションをしました。

デモは、当教室の指導における柱の一つであり、たいていは個人教授的に行われます。
つまり休みの日を使って時間限定で行うのです。
(他の生徒さんがいると、そちらの指導もしなければならないので、時間が測れなくなりますからね。。)

ということで、今回も高校3年生一人を対象に行いました。

まず、モチーフが↓です。(ほとんどが学生の選んだものです。)
セットにも神経を使います。
天地左右が最初に考えることです。
天地左右は、それぞれ一点づつが良いでしょう。
二点あると、それは"揃う"ということになって動きが無くなり窮屈な印象になってしまうのです。

20200116_214931のコピー60%

美大入試の試験時間は、デザイン科の場合、3時間で描かせることが多いです。
なので、私も基本3時間で進めます。
用紙サイズはB3となります。(画用紙です。)

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これで1時間半。
いわゆる『ベース』と言われるものです。
ここで重要なのは、形態感と空間感です。
物(モチーフ)は4Bのみで描いています。
それに対して台の調子はBとかHとかを使用しています。
台はたいていツルツルしているので、硬めの鉛筆の方が表現しやすいのです。

そして必ず3m離れて自分の絵をチェックすることが大事です。
手の届く距離で見る形と遠目とではけっこう形が違って見えたりするのです。
一個一個の形の確認や空間を点検します。
他人の絵を意地悪く見る時にようにネットリ観察します。笑

後半戦は楽しい描き込みの時間です。
ディテールを投入して説得力を持たせます。
しかし、あまり細部に拘ってもいけません。
あくまでも全体感の中で仕事をしないといけません。

最終的に形態感と空間感のチェックをして終了。

20200116_214829のコピー60%


今回は、針金みたいなモチーフとワイングラスが複雑で手こずりましたが、3時間という枠の中ではこんなものでしょう。
大切な柱はあくまでも
1 形態感
2 空間感
3 材質感

なので、それらが踏襲されていればOKなのです。

さあ、これで学生も何かを掴んでくれたでしょう☆

あと何枚か描いて、今まで培ってきた力を遺憾なく発揮して合格をもぎ取って下さい!!


2020-01-10

あけましておめでとうございます。

 2020年も始まりましたね。

皆さんもお正月で平均2kgは増量のことと思います☆

今日=1月10日は、生徒さんがお汁粉を作って下さって、大変大変満足致しました。
かなりの好物なのですが、なかなか食べる機会もなく、今日はとても美味しく頂きました♪
本当に有難うございます!
m(_ _)m

さて、事後報告なのですが、昨年12月後半に、鎌倉小町通り至近のギャラリーで『アートフェス鎌倉―東京展美術協会―』という展覧会を開催しました。

鎌倉駅降りて、徒歩1分。 不二家の隣の施設内にある特設ギャラリーでした。

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円形の中庭に私のキリンさんを置いて、チラシもお皿に・・・。

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ギャラリーは一階と二階にあり、まずは一階ウィンドウに江川あきらさんの作品を設置しました。
人目をバンバン引いていました☆

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一階は、わりと取っつきやすいコミックアート多めで展示しました。

K.Kanehiraさん、 池田優さん、月戸さん、オオコシチカさん、キュピ山さんらですね。

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二階は比較的ファインアート系でした。
山根到さんのレリーフ作品や山下晃伸さんの写真作品などです。

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東京展の大御所さんである武藤先生の絵本作品なども飾っていただきました。

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缶響アートの津田のぼるさんの作品も素敵でした☆

私のは↓のような感じ。
絵葉書サイズを8枚シリーズです。

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中日の22日にはギャラリーコンサートを行いました。

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まずはキュピ山さんのバイオリンから始まって、ごきげんな旅人のお二人、そして元田みどりさんの歌唱。
最後は皆さんできよしこの夜を歌ってシメました♪

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↑の写真はコンサート20分前の状況。
これからさらにドンドン増えて50名超のお客様で賑わいました☆

床が抜けるかと思いました・・。

嬉しい悲鳴でございました。


ご協力して下さいました皆々様に感謝の意を表したいと思います。

ありがとうございました!!!


今年もよろしくお願い致します☆


2019-11-13

4エレメンツ展

 11月11日より一週間(16日=土曜日まで)、泉岳寺にあるSALIOTギャラリーにて、当教室の先生である塩崎淳子さんのグループ展が開催されています。


◯ 4エレメンツ(四大元素)~異素材の作家による照明の実験と美の饗宴~


塩崎 金森 波多 加藤 作品

サロン・ブラン美術協会の気鋭作家たちによる、ジャンルを超えた作品展です。

火・地・風・水のように個性の違う作品を、SALIOTという照明器具が創り出す演出で、独特なイベントとなっています。


20191111_172727.jpg

 初日にレセプションがあり、行って来ました。

サリオさんの会社説明や照明のレクチャーを受けたあと、4人の作家さんが自身の作品を解説して回りました。
上の写真は書の加藤さん。
決してこぶしを入れて歌っているわけではありません!
墨も、いろいろ使われているとのことです。
大変勉強になりました☆

塩崎先生の日本画と版画は、主に仏画であり、ここでこうしてまとめて見る機会となって眼福ものです。

厳かな照明の中にも仄かなエロスが漂って、全く独自の境地を開いてます。


他の3人の作家さんも、良い意味でやりたい放題☆

アートの自由さを教えてくれます。

是非皆さん見に行かれて下さいませ。


2019-10-29

ニューイヤー・コンサート

 来年1月に、マリンバの吉岡孝悦さんが中心に企画される『New Year Marimba Concert』が上野の東京文化会館にて開催されます。

 二部構成となっていて、一部は絵画と音楽のコラボレーション。
絵描きさん3人の作品が、吉岡さんの作曲編曲により、そのイメージに合った表現となり演奏されます。

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1月13日(月=祝日) 13:30開場 14:00開演 ですね。



 私=田所は今回、インドの神秘図形であるヤントラを中心に構成してみました。

ヤントラはある波長の音が織りなす造形で、ピンと張った布に砂を置いて振動させると実際ヤントラの形になります。

音 → 形

なのです。
それを今回、

形 → 音

に再変換するわけであって、とても興味深い表現行為だなと、内心とてもワクワクしています。


二部では、本格的でクラシカルな演奏になります。
吉岡さんは超絶技巧で、ライブで鑑賞することに醍醐味があります。

とても、とても素晴らしいコンサートになると思います。

チケットは、前売りで4000円。(当日券で4500円。)

まだ公演情報は出てませんが、ネットなどでも購入可能。
しかし、私からチケットを買って下さった方には、もれなく今回のヤントラ作品・絵葉書5枚セットを差し上げます☆
(10枚作成するので、その中から選んでいただく方式を取ります。)

何卒よろしくお願い申し上げます。



2019-10-12

第45回美術の祭典・東京展

 10月8日から14日まで、東京都美術館にて、『第45回美術の祭典・東京展』が開催されています。

チラシ表面デザインkuchibiru


とはいえ、12日=土曜日と、13日=日曜日は台風19号のせいで美術館自体が閉鎖となり、あとは最終日を残すのみ、となってしまいました。

せめて13日(日)の午後だけでも開けていただければ良かったのですが、そのためには美術館内の守衛・学芸員・スタッフ・レストランなどの人員を全て揃えないといけないし、その他関係機関との折衝もいろいろ大変そうで、時間はかかりましたが、全面封鎖という結論に至りました。

残すはあと最終日のみ。
それも14時までなので、もう終わった感がありますね。

私はコミックアート部門担当なので、出品者の搬出を用意する仕事に集中です。
伝票整理と各宅配便業者に連絡、物販のまとめと送金などの仕事です。
コミックアートの出品者は56名。
このくらいだと全体把握をしやすいし、自宅に戻っての仕事でもOKなので気楽なのですが、その上 会全体の事務局長の仕事も昨年から降って来たので、ものすごく大変です。

10月後半からやっと自分の制作に戻れて気持ちが落ち着きますね。

一応私は今回寺院シリーズにおいてセカンドラインと位置づけている『田所一紘CCプロジェクト』と題してコミック作家とのコラボレーション=共作を出展しました。
これは長野の南牧村での作品と同一のものですが、天井が高いため、縦に並べてその左右にカラフルな棒を配置する、という陳列としました。
手前味噌ですが、なかなか綺麗な空間演出となったと思います。

一昨日、自作の写真を撮影しようと赴いたのですが、年配の男性が私の作品をずっとご覧になっていて離れず、なかなか撮影出来ませんでしたが、こうした出会いは嬉しいものですね。

プランの写真を掲載しておきます。

3枚のイメージtのコピー 60


 あと、顕彰故展である『藤井勉-愛娘を描いた肖像画を中心に』という企画展示は静謐な余韻に満ちたものとなって観客を魅了しています。
そもそもこの企画は今年の3月に急遽私の発案で決めたことなので、こうして立派な形となったことを本当に嬉しく思います。
快くご協力下さった、サトエ21世紀記念美術館の主任学芸員である江口健さんに深く感謝致します。

藤井勉右ページプランのコピー60


 その他の展示では、企画展である山口通三さんと山﨑仁さんの二人展。
どデカい空間に創造のエネルギーが満ち溢れていて見事です。

 もちろん絵本の部屋も素敵なものばかり。
今回、画家として著名な猪爪彦一さんの手作り絵本もあり、その内容に感激しました。

 立体部門は大きい作品が多く、空間が狭かったことは玉に瑕ですし、委員からもその反省は語られていますが、全体としてのレベルは上がり、そのギュウギュウ感は"祭典"としての盛り上がりに繋がり、私としてはハイライトの空間になっていると感じました。


 今年で45回展。

五年後に第50回記念展があります。

ここが私にとって最大のポイント。
この次の大きな節目は100周年ですから当然私はこの世に存在していません。
50周年に向けてもう走り出していますが、後世の人に「その頃の人たちは何やってたの?なんで何もやらなかったの?」と批判されないよう常識的にやるべきことはキチンとこなしたい、と思って日々構想を練っています。

プロフィール

キヌケン

Author:キヌケン
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横須賀は衣笠という町で絵の教室を主宰しております。
私自身は、東京藝術大学絵画科油画専攻(学部・大学院)に学びました。
個展、美術の祭典・東京展(上野)、および現代絵画シリウスというグループを結成して活動してます。

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